« 2010年3月 | トップページ | 2010年8月 »

2010年6月10日 (木)

富士山 須走口〜七合目 その3

15:15 下山開始
砂走りにも残雪がけっこうある ショートスキーでもあれば楽しめそうだ

P6070033

富士登山駅伝のコースの砂走りは御殿場口の「大砂走り」である
砂走りを「すばしり」と読むこともある 高校時代は御殿場口の「すばしり」を駆け下りた
須走(すばしり)と混同するが こちらでは砂走りを「すなはしり」と呼ぶそうだ
だって菊屋の御主人がそう呼んでいた おまけに「ばしり」ではなく「はしり」らしい
ここは地元の人の呼び方が正解なのである なので 御殿場口の砂走りを「すばしり」
須走口の砂走りは「すなはしり」と呼ぶことに決めた 極めて個人的にだが それでいいのだ

ちなみに 富士川は「ふじかわ」であって「ふじがわ」ではないと断言する
道路標識にローマ字で「Fujigawa」と書かれていても それは間違いである
地元民に「ふじがわ」と呼ぶ人はいない 
全国のみなさん 富士川は「ふじかわ」ってことでよろしくお願いします 
なんのこっちゃである

さて その砂走りだが 御殿場口のそれより緩やかでスピードもあまり出ない
出そうと思えば砂埃あげて駆け下りることもできるけど 慎重に下ることもできる
砂も浅く大きな石もゴロゴロしてるからあまり転びたくないが
ところどころに砂のクレパスがあったりして ハマる人を見るのは面白いかもしれない
雪解けの季節なので砂もしっとりしてたが 夏にはもっと乾いてるだろうから
マスクやスパッツは必須アイテム コンタクトの人はゴーグルもあった方が絶対に良い

足下に気をとられがちだが ふと顔をあげると下界が一望できる
左手には富士五湖のひとつ山中湖が見える
雲が多かったが かえってそれが良い具合で 空に浮かぶ湖のように見えた

P6070038

45分ほど下ると砂払5合目(2300m)に到着 吉野家さんも営業前
ここから鳥居をくぐって樹林帯に入る

P6070044

樹林帯の中はところどころ登山道と下山道が交差している 緑に囲まれほっとした気分になる

P6070045

16:45 五合目に戻って来た 七合目から約90分だった

P6070046

菊屋さんの御主人が「お帰りなさい」とお茶を出してくれ色々な情報も教えてくれた 
ピーク時でも五合目は混み合うが登山道に列ができるほどではないとのこと
ただし吉田口と合流する八合目までではあるが
ご来光は4:20ごろ 樹林帯を抜けたらどこでも見れるし
3:30にはうっすら明るくなりライトもいらないそうだ
何よりこのルートは変化があって飽きないよ って 確かにそうだった
また来ますって言って駐車場に向かう が・・・

P6070048

駐車場までの このちょっとした上りが妙にキツい(笑)
重い足を引きずって車にたどりついたら富士山に日が沈みかけてた

P6070052

17:00 まだ明るいけどここでは太陽は早く見えなくなる
夕焼けに染まる富士山はこの反対側なのだ そのかわり朝日は真っ先にあたる
次はてっぺん目指すぞっと

下山中に ペキッとか ボコッとか なんかうるさいと思ってたら車の中でもペキボコ
正体は空のペットボトル 自宅に着く頃にはこんなに凹んでた

P6070056

きっと山頂から持って来ていたらもっとつぶれていただろう 気圧の変化の実験ができる(笑)
水は500mlのペットボトル4本持参したが2本は空になった
やっぱ山頂まで行くなら4本は必要だな 手を洗ったり傷口を洗うこともあるかもしれない
ステンレスボトルを何本も持つのは大変だからペットボトルで十分だけど
落としたら割れるので必ず数本に分けるべし お茶のボトルなら匂いが残ってないからGOOD
夏休みに計画してる人は今のうちにペットボトルを確保しておきましょう

おしまい


| | コメント (3) | トラックバック (0)

富士山 須走口〜七合目 その2

うっ アイゼン持ってきてねえし
六合目を出発するといきなり残雪が現れた

P6070017
まあ凍ってないし 平気だろ ちょっと滑りやすいけど ポールもある
この先ずっと雪かと思ったらすぐ終わった なんだ脅かすなよ
と思ったら おいおい・・・

P6070018
先行者の足跡を頼りに右へ左へトラバース さっきより深いけど靴が埋まるほどではない
雪はあったりなかったり いくつかの残雪を越えながら12:45に本六合目に到着
六合目から40分だった 瀬戸館(標高2620m)もまだ閉まってる

P6070019
しばらく休憩&燃料補給 ごそごそザックから取り出したのは
ジャーン!!!

P6070021
オマエは島崎三歩か(笑)
いいじゃん やってみたかったんだよ 持参したおにぎりもひとつ食べる
特に昼メシというワケでは無い 行動食である
空腹にならないうちに満腹にならないように食べる 食べてばかりいるように見えるかも(笑)
だってすぐに腹が減るのである それだけカロリーを消費してるということか
だから バテる前にまず食う バテてしまったら高所では回復が難しい
菊屋の御主人から聞いたのだが 酸素の薄い場所ではいくら休んでも疲れが取れないそうだ
そんな時に酸素缶があったらきっと楽になるのだろう
使ったことないけど 何しろ若くない 本番では持っていこうと思う
「そなえよつねに」なのである
ちなみにお値段はスポーツデポで500円程度だが 山頂では1000円以上するそうだ
500mlのペットボトルも五合目で300円 山頂では500円
決してぼったくりではない 荷揚げのコストを考えたら当然ではあるが 
できれば買いたくないものだ 持参できるものは持参しよう

13:00 本六合目を出発
しばらく歩くと朽ち果てた小屋の後があった
P6070022

40分歩いて休憩 七合目の太陽館が見える
P6070023

七合目までもう少しの場所 雪解け水がすごい勢いで吹き出すように流れてる
P6070025

14:15七合目到着 標高2920m 五合目から3時間半ほどかかった
太陽館は営業していたがまだまだ準備に忙しい様子
ブルドーザーも2台動いてた
P6070027

太陽館の女将さんに「その靴とこの時間じゃもう下った方がいい」と言われた
確かにここから先は冬の装備がないと無理 なので今日はここまでってことで下山道に向かう
P6070028

ブル道を少し下ると下山道へ分岐するとのことだが ちと解りにくかった
案内板も半分雪に埋もれていたので見えるようにしてきた
下山道に入るとそこはお待ちかねの「砂走り」である
その前に休憩場所を確保し湯を沸かす 何しろ平らな場所がない

P6070029
バナナときたら次は当然コーヒーなのである
砂走りを見下ろしながらしばらくのんびり過ごす 
山でドリップしたコーヒーにドップリ浸り チョコもちょっこしかじった

P6070031

うん サイコー よく頑張った(笑)

その3へ続く・・・

| | コメント (1) | トラックバック (0)

富士山 須走口〜七合目 その1

仲間達と今年の夏は富士山に登ろうかと計画中
富士宮口から頂上まで登ったのは高校時代だから約28年ぶりか(笑)
しかもルートは初めての須走口で五合目までのアプローチも知らない始末
なので 現地に一番近い自分が下見を勝手に買って出た
ただ唐突に登ってみたくなっただけなんだけどね

6/7(月)子供達を学校へ送り出した後そそくさとザックに荷物を詰めた
カーナビで目的地を検索するもうまく探せず 
とりあえず東富士五湖道路の須走ICに向かう
近くまで行けば「ふじあざみライン」の看板くらい出てるだろう
P6070054_4
ほらあった(笑)
そして向かいには「富士浅間神社」が

P6070055
鳥居より目立ってる立派なトイレもある
ここから五合目まで12km 約30分だが五合目のトイレは有料だった(200円)
是非ここで済ませておきたい 最初のチェックポイントである

P6070001
「ふじあざみライン」最初は気持ちがいいストレートが続く
富士山の東斜面がよく見えるが すぐに急勾配の山道に変わる
シフトレバーをLにしてもなかなかスピードが上がらないが
200mごとにキロメートルポストが設置されており後どれくらいかすぐわかる

P6070003
10:00に駐車場に到着
いつもは南側から見る急斜面の富士山だが 東側からはそれほど急に見えない
菊屋さんと東富士山荘さんは営業中
体を2000mの高度に慣らすために30分以上はここでウロウロする
のも何だから腹ごしらえしとこうと菊屋さんで山菜うどんを注文
食事というよりエネルギー補給である

P6070004
菊屋さんの中からの一枚
食べ終わってしばらく御主人から色んな情報を聞かせてもらった
今日は下見で行けるとこまで行くつもりであること
ここから登るのは初めてだということ
そんなことも伝えると「帰りには寄って顔を見せてから帰ってください」と言われた
隣の東富士山荘の方も「行ってらっしゃい」と声をかけてくれた
何かほっとしながら山に入るのは なかなか良いものだ
P6070008

10:50出発 登山道入口はきれいに整備されている
と思ったら神社までの参道を兼ねていた 本格的な入口はその奥
P6070009

ここからいよいよ樹林帯に入る 静かで木漏れ日が気持ち良い
P6070010

樹林帯を抜けるまで20分ほどかかった 後は低い木が続き視界もひらける
しばらく行ったところで小休止 ここまで歩いてやっとトレッキングポールを取り出す
実は使うのは初めて そんな本格的なヤツじゃなく1本980円の安モノだが
あるとないとじゃ全然違うわ 中年には必須アイテムである
P6070013

T字型のグリップは力を入れやすく体を支えやすい 
調子が出て来たかと思ったら六合目に到着 長田山荘さんはまだ営業してない
P6070014

五合目からここまで休憩込みで70分 まあ標準的らしい
標高は2420m 富士宮口新五合目とほぼ同じらしい
20分程前に休憩したばかりなので5分くらいですぐ出発
歩いてると暑いけど 止まってるとすぐに寒くなる

続く・・・

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2010年6月 2日 (水)

The last summer

ずいぶんと更新をサボってしまいました、、、
楽しみにしてくれている読者がいるかどうかわからないけど
まあ ボチボチと マイペースでやっておりますので(笑)

さて その後の子供達

娘は小学校を無事に卒業しセーラー服姿も初々しい中学生に
部活の体験入部も終わり 決めたのは兄ちゃんと同じ卓球部
お下がりのラケットをもらい素振りの特訓をオニィコーチから受けてる(笑)
朝も我が家で一番に起きるし本当にしっかりしてきた さすが女の子である

息子はナマイキな1年坊主に堪忍袋の緒を切らし ついに懲らしめたpunch
調子に乗った相手が今度はケリをいれてくるという
それでも息子は父のいいつけを守りまだ耐えていたのだ 
こっちが切れたわannoy
そこまでされて我慢することはねえ かまわん やれ!
で やった後息子は顧問にこう言ったそうだ

「今回のこと ボクは悪いとは思ってません!」と

顧問も息子からの訴えを幾度となく聞いてきたせいか「そうだな・・・」ってさ
特にケガもさせず 親が呼ばれることもなく 
そして相手は神妙になり 先輩をバカにすることもなくったそうだ
ただ 人を殴ってしまったその拳と心の痛みはしっかり覚えておきなさい
なんて偉そうなこと言っても 親もまだまだ未熟者である

その息子も3年生 最後の中体連に向けて毎日汗を流してる
2年生の時は団体戦のメンバーになっていたが 
今年は強い1年生が入部しその座を奪われてしまった
中学から始めた息子と違い スポ小で幼い頃からやってきた子にはかなわない
しかし息子はあきらめていないし 個人戦だってある
前にボソッとつぶやくように言った言葉

「あのさぁ 無理かもしんないけど 一度でいいから試合を見に来てほしい・・・」

反省した 土日は仕事とはいえ一度も応援に行ってない
自分が中学生の時もこんなこと親に言ったことないし 来ないのが当たり前だった
でもさ 行きたいんだよ 本当は お前の頑張ってるとこが見たいしな
だから 最後の大会くらいは行くことにした 行くと約束した

クラスで <中体連に向けて> というアンケートがあった
5つの項目の中で何を一番大切にするかという問いかけで1〜5まで順位をつけるのだ

(1) 勝利や上位大会進出
(2) 大会や試合に出る
(3) あいさつ 礼儀 マナー
(4) 記録 技術向上
(5) 仲間と楽しく活動

どのように優先順位をつけてもその子にとっては正解なのだ 
クラスでは(3)を一番に選ぶ子が圧倒的に多かった

「お父さんならどれを一番に選ぶ?」

そんなの(1)に決まってんじゃん 何しろ最後だからな
そう言ったら息子が笑顔で1枚のプリントを見せた
6人ほどアンケートの感想を紹介してある その中に息子の名前を見つけた

「自分は(1)を一番に設定したけど、みんなは四位や五位など
順位が低かったことに理解ができなかった。
2年半も練習したのだからもう少しよくばってもいいと思った。」

うん 確かにオマエの言うとおりだgood


| | コメント (4) | トラックバック (0)

« 2010年3月 | トップページ | 2010年8月 »